kraftwerk0037のブログ

そこらへんのゲイの日記みたいなもの。

「OKコンピューター」を高校大学時代に味わったこと。

Ok Computer Oknotok 1997 2017

たぶん僕が青春期から今の今まで繰り返し聴いたアルバムじゃないだろうか。

2002年に高校三年生だった自分は2003年の「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ」が一番記憶に鮮やかだろう。

それ以前に、ノイ!とかPiLとかカンにはまっていたので、こういう音楽には自然に溶け込めた。

もし自分が結婚式をするとしたら、何を流すだろう。こういうときの音楽のチョイスが、自分はまったくダメ。高校時代に「ロッキング・オン」とか「ミュージック・マガジン」とか読むから。「パラノイド・アンドロイド」とか「ノー・サプライゼズ」を結婚式で流したら、祝祭がお通夜になってしまう。

レディオヘッドもかつては「ブリット・ポップ」だった時期があったけれど、いつからか、「キッドA」「アムニージアック」あたりから方向が変わってきた。

こういう本も出ている。

レディオヘッド / キッドA (ele-king books)

マーヴィン・リンという人が書いた本。これによると、プラッド・ピッドもマイケル・ジャクソンも「キッドA」を評価していたという。00年代当時のイギリス周辺文化などについて面白く書いてある。「キッドA」そのものに興味がある自分には、どうでもいいと思われることも。

「OKコンピューター」「キッドA」「ヘイル・トゥ・ザ・シーフ」で自分のカルチャーの大半が決まってしまうことになる。それ以降、洋楽で自分はでかい衝撃を受けていない。